IPO投資の手順 – IPOマネジャー

IPO投資を始める手順は、簡単5ステップです。

①証券口座の開設する
②購入するIPO株を決める
③IPO株の抽選に参加する
④抽選に当選したらIPO株を購入する
⑤IPO株が上場したら売却して利益を得る

順番に各ステップを解説していきます。

IPO投資に限らず株式投資や投資信託を始めるには、証券会社の口座が必要です。
まだ証券口座をもっていない人は、口座開設からはじめましょう。

このとき注意したいのが、すべての証券会社でIPO株を取り扱っているわけではないということです。

IPO株を買うなら、口座開設する証券会社のIPO取り扱い実績や配当割合を事前にチェックするのがおすすめです。

なお証券会社の口座開設には、以下のものが必要となります。
・マイナンバー（個人番号）確認書類、通知カード
・本人確認書類（運転免許証、各種健康保険証、各種年金手帳、パスポートなど）

あらかじめ用意しておくとスムーズに手続きができます。

証券口座の開設ができたら、購入するIPO銘柄を選んでいきます。
このとき「IPO企業情報」と「IPOスケジュール」からIPO株の情報を仕入れるのがおすすめです。

IPO企業情報では、その会社が高い成長性を見込めるかをチェックします。将来が期待できる企業ほど、初値（はつね）という企業が上場したときにつく株価が高くなります。

つまりIPO株投資において、初値が高くなればなるほど、投資で得られる利益は大きくなるということです。

購入したいIPO株が決まったら「申込期間」「抽選日」「購入期間」「上場日」といったIPOスケジュールを確認し、抽選に参加できる体制を整えておきましょう。

年間100社前後の企業が株式市場に上場しますが、IPO株の抽選は毎日おこなわれるわけではありません。そのためIPOスケジュールを事前に把握し、タイミングを合わせて申し込むことが重要となります。

購入したいIPO株の申し込み期間（ブックビルディング期間）がきたら、抽選への参加申し込みをおこないましょう。

IPO株への抽選参加はとても簡単で、ネット証券の場合は、
・証券会社にログイン
・IPO（新規公開株）のページから目論見書（もくろみしょ）を確認
・申込ボタンを押す
といった流れになります。

目論見書とは購入を検討している株の説明書にあたるもので、投資判断に必要な重要事項が記載されています。

抽選参加の申込ボタンを押すまえに、会社の内容などを今一度チェックし、投資するIPO株の最終確認をおこないましょう。

また証券会社によっては、抽選参加前に購入価格代金の入金（前受金）が必要なケースもあります。この場合、前受金の入金を忘れてしまうと抽選を受けることができません。

あらかじめ購入に必要な資金を用意しておくなど、準備を整えておきましょう。

IPO株の申し込み期間がおわり、IPO抽選日になると抽選の結果が発表されます。

抽選結果の確認方法は、証券会社から直接メールが届く場合と、証券会社のホームページにログインして自ら結果をチェックするパターンがあります。いずれも抽選結果を見逃さないように注意してください。

抽選の結果は「当選」「補欠当選」「落選」のどれかになります。
見事当選した場合は、すみやかに購入の意思表示をおこないIPO株を購入しましょう。

万が一、購入の意思表示を忘れてしまうと、せっかくの当選が無効になるので気をつけてくださいね。

また補欠当選とは、当選のキャンセルがでた場合に繰り上げ当選したり、追加の抽選に参加できることがあります。証券会社によって対応が異なるので、チャンスを逃さないために補欠当選の扱いを把握しておきましょう。

IPO株に当選し無事に購入できたら、IPO株を上場日に売却をして利益を確定させる必要があります。上場日当日にならないと売り注文がだせないところが多いので、当日の朝に売り注文をだします。

IPOした企業の初値は、公開価格に対して値上がりすることが多いです。
あくまでも投資なので損をする可能性もゼロではありませんが、初値で売却すればほぼ確実に値上がり益を得られると言えます。

もちろん、さらなる値上がりを期待してIPO株を売却せず、保有し続けることも可能です。
ただし銘柄選びの目利きが必要となるため、初心者は上場日の朝に売り注文（成行）を出し、利益を確定させるのがオススメです。

以上がIPO投資の一連の流れとなります。

今回紹介した5ステップはこちらです。

IPO投資は、抽選に当選さえすれば初心者でも利益をだしやすいのが特徴です。
あなたもIPO投資を始めてみませんか？